私たちは、建物の専門家として、お客様の大切な建物を末長く長持ちさせ守る工事をする責任があります。
10年15年に一度の工事です。単に見た目がきれいになった、一時的に雨漏りが止まった、では意味がありません。
専門家として、建物の構造や防水の仕様、工法を深く理解しているからこそ、
お客様への説明責任も果たしながら、安心の防水工事を行う、社会的責任があると感じています。
お客様が安心して住むことができることを一番大切に考え、問題を1個たりとも見逃さない思いで取り組んでいます。
私たちは、内装リフォーム、外壁塗装、防水工事と、リフォームを全般的に
行っていますが、中でも防水は、問題が深刻化すると、建物の基盤、
構造自体に影響を与える大切なものです。外壁や内装はやり変えができますが、
構造自体がダメになってしまうと、直すことはできないものとなります。
防水は雨漏りといった、お客様の生活に支障を与える問題に発展するものでも
ありますが、建物の根本に影響してくる、大切なものなのです。
スマイルユウでは社内に「一級建築士」 「一級施工管理技士」がおり、
メンテナンス防水の調査や仕様提案を全て自社にて行っております。
さらに、施工も国土交通省監修の「公共工事標準仕様」を採用しています。
建物を新築する際は設計士が設計し、建築士が施工管理をし建物が完成します
が、リフォーム工事においても診断や仕様、修復計画、工事が重要になること
は同じです。スマイルユウは、一級建築士、一級施工管理士の技術と判断、
施工管理の下、長持ちする安心の防水工事をいたします。
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多くの鉄筋コンクリート・鉄骨造の建物の建築、防水
の施工に携わってきた経験と高い知識から、他の防水
業者への講師も行っています。各現場での工法判断の
アドバイスも行い、より多くのお客様の建物を守る力
になれるよう、取り組んでいます。
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防水専門の会社は少ないために、対応エリア以外のお
客様からご相談頂くことも少なくありません。基本的
には豊島区・板橋区・北区・文京区・新宿区にて対応
させて頂いておりますが、条件や状況によってできる
限り対応しておりますので、ご相談下さい。
適正な価格、診断、施工方法が確立していても、最後は職人さんの技術に施工品質は影響されます。
スマイルユウでは熟練した防水施工班があります。施工技術は官庁工事の経験を持つ職人グループです。
このご相談のケースでは、分譲マンションにおいて、ルーフバルコニー
防水を完了したにも関わらず、60世帯中、10世帯程のバルコニーで雨
漏りが起きていました。普通の雨では漏れず、大雨が降った後に下階天
井より雨漏りがするという状況でした。
さらに2階の配管類がある部分の床に点検口を開けて床下を確認しましたが、2階に雨漏りしている状態でも
床下スラブは乾燥していました。これらの検証からわかったのは、防水面より上に水張りや散水をしても一切
雨漏りせず、テストが終わって4~5時間すると漏れてくるという共通点でした。
上から流れた水量に対して雨どいの集水する水量が追い付かず水が逆流してしまい、改修ドレンと既存ドレン配
管の隙間に水が流れ込んでいました。雨水が雨どい内で逆流し防水層の裏側に水が浸入することで、時間を置い
て下階の天井に雨漏りしていることがわかりました。
鉄骨構造5階建ての建物で、直上の4階5階には雨漏りしないのに3階に
雨漏りするという事態にお客様は大変不安を感じていました。
雨漏れの水は上から下へ流れるので、下階の3階だけに雨漏りするのは
通常考えられないことだからです。
鉄骨ALC建物の場合には外壁の防水材として目地部やサッシ周りにシーリングが
打たれていますが、実はこのシーリングが劣化すると少しの隙間からでも雨漏り
することがあります。
更に鉄骨造の建物は構造的に、各階ごとの梁や柱が接続されていても壁面と床面に
数ミリの隙間があるので、上部壁面の劣化したシーリング部から侵入した雨水が
下階の壁や天井に雨漏りすることがあります。
今回のケースの場合でも3階の壁面への散水テストでは雨漏りが確認されず、その後の現地調査の結果でサッシ
開口部より上の水平目地壁面からの雨漏りが発見されました。
お客様のご希望で5階 サンルーム周りは防水工事を行わなかったのですが、
雨漏り原因にサンルームも関係している懸念がありましたので工事後も
サンルーム周りの足場だけはしばらくの間残し、もしもの場合に対応出来る
ようにさせて頂きました。
結果的にサンルーム周りからの雨漏りはありませんでしたが、雨漏りの調査では原因が
一箇所だけと決めて行うことは危険で、複数箇所の可能性も予測して調査を進めることが
大切です。少し足場設置期間は長くなりましたが、施主様と私ども施工会社も安心して
今回の工事の引き渡しをすることが出来ました。
ドレンというのは、屋上やバルコニーの排水口部分のことで、これまでも防水
工事を行う際にはドレンの改修も行ってきておりましたが、近年のゲリラ豪雨
により、想定していた水の量を上回るために、逆流が起こり、それによって雨
漏りが発生するようになってしまっていました。
原因をたどって行き、ドレンの構造を変えることで解消できるのではないかと
考え、試作を繰り返してゲリラ豪雨にも対応できるドレンを開発しました。
本来であれば定期的に簡単な点検や清掃をして頂くだけで
長持ちする状況にも関わらず、定期点検をする為に見ようとしても
屋上に上がることすら出来ない状況であったり、メンテナンスを
することを前提とした工事がされていない場合もたまにお見受けします。
そのような建築時の問題に加え、ゲリラ豪雨などの環境の変化もあり、
防水の問題は非常に様々で、16年以上施工をしてきている私たちでさえ、
めて見る状況、新たな原因に遭遇することがあります。
私たちは1つ1つの問題に真剣に向き合い、根本から解決することでノウハウを
蓄積し、より早く、より精度の高い施工ができるよう取り組んでいます。