新宿区高田馬場Uマンション 屋上/ルーフバルコニー/階段 ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法/密着工法 フッ素トップコート
屋上・陸屋根 | 新宿区高田馬場 | RC造 | 45年 | |||
不明 | 約400万円 | 約2ヶ月 | ||||
ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法/密着工法 フッ素トップコート | ||||||
【工事詳細】 ◆屋上 高圧洗浄 既存防水層脆弱部撤去・補修 ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/2㎜ ウレタン防水/立上・天端/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜ ウレタン防水/架台/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜ ◆南2Fルーフ 立上/天端 高圧洗浄 既存防水層脆弱部撤去・補修 平場 シート防水層全撤去・処分 下地調整・仮防水処理 カチオン型モルタル塗り 入隅シーリング ノンブリードウレタン ウレタン防水/平場/フッ素TP 通気緩衝/AV/3㎜ ウレタン防水/立上・天端/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜ 脱気筒取付 ステンレス製 改修ドレン設置 ストレーナー共 ◆北2Fルーフ 高圧洗浄 10~15Mps程度 既存防水層脆弱部撤去・補修 ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/2㎜ ウレタン防水/立上・天端/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜ ドレン補修 タールエポ・シール処理 ◆バルコニー/共用部防水高圧洗浄 10~15Mps程度 既存防水層脆弱部撤去・補修 ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/2㎜ ウレタン防水/立上・天端/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜ ドレン補修 タールエポ・シール処理 |
※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
※既存防水層脆弱部撤去・補修は、経年劣化により傷んでいる防水面を部分的に撤去する作業です。
※ カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部の下地補修をする作業です。
※改修用ドレン設置は、既存ドレンの上にかぶせ設置する改修専用ドレンで雨漏りを防ぎます。
工事内容詳細
施工前・屋上全景
屋上の黒い部分は雨が降ると水たまりが出来る部分で土ぼこりが溜まった跡があり防水層は劣化しています。
施工前・屋上全景
表面にはところどころ黒く汚れが付いています。
ドレン周りには土ほこりが堆積していて、防水トップコートの性能が失われているようです。
前回の防水改修で使用したトップコートがウレタントップの可能性があります。
下地の防水性能を維持する為ににも新たなウレタン防水層を塗ることをお勧めします。
施工前・北2Fルーフ全景
同様に表面には全体的に黒く汚れが付いています。
ドレン周りには土ほこりが堆積していて、防水トップコートの性能が失われているようです。
施工前・南2Fルーフ全景
シート防水全体に凹凸が見られます。
防水施工する際、既存シート防水を全撤去する必要があります。
施工前・南2Fルーフ全景
手すりとそで壁の下部のシート防水材が浮いています。
施工前・共用部 全景
階段、廊下、ルーフバルコニーにはノンスリップのシート防水が貼ってありますが、部分的にシートが剥がれています。
施工前・共用部 全景
外部階段は風雨にさらされるのでどうしても経年劣化をします。
施工前・共用部 全景
既存シート防水撤去
既存のシートをスクレーパーという工具を使ってきれいに剥がして、下地に接着材が残らないように完全に削ります。
既存シート防水撤去
接着材なども残らないように完全に撤去をし清掃します。
共用部目地撤去
階段は入隅シーリングを撤去して打ち替えます。
共用部目地撤去
状態の良い部分は入隅リーリングをカッターで撤去します。
下地処理カチオンモルタル/仮防水
防水層を撤去した部分の下地コンクリートをカチオンモルタルで下地を整えます。
下地処理カチオンモルタル/仮防水
カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。
プライマー塗り
防水層の撤去をしない部分は洗浄後に追うプライマーを直接塗ります。
プライマー塗り
プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があります。
防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
プライマー塗り
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。
通気シート貼り
防水層と孔あき脱気シートの密着性を高めるプライマーを塗り、その上に孔あき通気シートを貼りしっかりと転圧固定し接着させます。
通気シート貼り
通気シートは要所にスリットテープ接続固定をします。
スリットテープは通気緩衝シート材ジョイント部の通気機能を確保する目的があります。
脱気筒設置
通気シートが貼り終わったら脱気筒しっかりとビス止め固定をします。
脱気筒設置
ビス止め完全固定をします。
脱気筒設置
脱気筒はビス止め固定後に補強クロスを貼ります。
脱気筒は防水層と下地躯体の間の水分を通気する換気口になり今回はタテ型ステンレス製です。
目止めウレタン主材
目止めウレタン専用材を使います。
孔の部分だけ下地とウレタンが密着し、孔の無い部分は通気性能を有します。
目止めウレタン主材
平場は目止めウレタン塗りの後に、1層目のウレタン防水を塗ります。
補強クロス貼り
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。
補強クロス貼り
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
しっかりと密着させることが大切になります。
屋上 ウレタン主材塗り 一層目
ウレタン塗膜を塗ります。防水塗膜は2回重ねで塗ります。
立上りを塗ったら、屋上全体に2層目のウレタン防水主材を塗ります。
南2Fルーフ ウレタン主材塗り 一層目
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。
共用部 ウレタン主材塗り 一層目
廊下の立上り部分にもウレタン主材を塗ります。
共用部 ウレタン主材塗り 一層目
階段ササラの立上り部分にもウレタン防水材を塗ります。
共用部 ウレタン主材塗り 一層目
手すりの天端もウレタン防水材を塗ります。
立上りを塗ったら、屋上全体に2層目のウレタン防水主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
屋上 ウレタン主材塗り 二層目
2層目で+1mmの計2mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にコテ塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。
南2Fルーフ ウレタン主材塗り 二層目
バルコニーにウレタン主材の2層目を塗って防水層の厚みを確保します。
北2Fルーフ ウレタン主材塗り 二層目
2層目のウレタン防水を不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。
共用部 ウレタン主材塗り 二層目
共用部 ウレタン主材塗り 二層目
共用部も同様に2層目を塗ります。
共用部 シーリング打設
既存のノンスリップシート防水材との間に目地シーリングを打ちます。
共用部 シーリング打設
ヘラ押えし平滑に均します。
共用部 シーリング打設
同じく、階段ノンスリップシートの入隅とジョイントにもシーリングを打ちます。
屋上・トップコート完了
屋上・トップコート完了
南2Fルーフ・トップコート完了
南2Fルーフ・トップコート完了
北2Fルーフ・トップコート完了
2階のルーフ防水も完成しました。
北2Fルーフ・トップコート完了
ウレタン主材は2層目で+1mmの計2mmの塗膜厚さが確保されています。
不陸凹凸なく均一にコテ塗りとし平場用のレベリングタイプを使用し平滑に均した上に最終工程のトップコート塗りになります。
共用部・トップコート完了
手すり天端も完成しました。
共用部・トップコート完了
給湯機器の設置してある梁型上部も完成しました。
共用部・トップコート完了
給湯器サイドの梁型上部も完成しました。
共用部・トップコート/シーリング完了
廊下の巾木部分も完成です。
共用部・トップコート/シーリング完了
階段のノンスリップとケ込み立上りのジョイント部のシーリング打ちも完了し防水性と接着性が回復しました。
調査結果と報告書を提出
防水層の診断結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、防水層を調査し報告書と状況写真をご提出します。
防水層の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性の有無が判断できます。
工事完了報告書を提出
お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。
お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。