豊島区のスマイルユウが行ってきた施工事例の詳細ページです。陸屋根や屋上などの実際の写真や工事内容をご覧頂けます

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豊島区東池袋Yビル バルコニー/斜壁/玄関屋根/屋上 ウレタン塗膜防水 密着工法 フッ素トップコート

屋上・陸屋根 所在地 豊島区東池袋 建物構造 S造 築年数 不明
工事履歴 不明 費用 約80万円 工期 約2週間
工事箇所
施工方法 ウレタン塗膜防水 密着工法 フッ素トップコート
工事詳細 【工事内容】
過去に何度か漏水があり、部分的な防水や補修にて対応をされいましたが、他の部分にも雨漏りが発生し全体的に防水工事をすることになりました。
また、斜めのタイル壁面より雨水が侵入している部分もありタイル壁面上にも防水施工することとしました。
さらに今までは簡易モルタル防水としていたバルコニーやルーフの部分についても今後のことを考えて完全防水施工としました。

【工事詳細】
◆屋上
高圧洗浄 10~15Mps程度
◆4Fバルコニー
高圧洗浄 10~15Mps程度
◆3Fバルコニー
高圧洗浄 10~15Mps程度
伸縮目地打ち替え
入隅シーリング
ウレタン防水/平場/フッ素TP
ウレタン防水/立上り/フッ素TP/密着/補強クロス/2㎜
◆2Fバルコニー
高圧洗浄 10~15Mps程度
伸縮目地打ち替え
入隅シーリング
ウレタン防水/平場/フッ素TP
ウレタン防水/立上り/フッ素TP/密着/補強クロス/2㎜
◆斜壁
高圧洗浄 10~15Mps程度
下地調整 カチオン型モルタル塗り
ウレタン防水/斜壁/フッ素TP/密着/補強クロス/2㎜
◆その他
雨樋補修 部分交換
雨樋塗装

【施工内容の説明】
※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
※既存防水層脆弱部撤去・補修は、経年劣化により傷んでいる防水面を部分的に撤去する作業です。
※ カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部の下地補修をする作業です。
※入隅シーリング ノンブリードウレタンは、平場と立上の接続部が下地の動きにより防水層が切れない為の作業です。
※伸縮目地撤去シール処理は、新規防水層が下地の保護コンクリートの動きにより切れることを防ぐ作業です。

工事内容詳細

施工前 斜壁全景

最上階のタイル仕上がりの斜壁部分です。
下部は室内になるので屋根としての防水性能が必要です。

施工前 斜壁全景

外観はあまり劣化しいるように見えませんが、部分的にタイルの目地から水分が躯体内に染み込んでいる部分があります。

施工前 屋上全景

ところどころ不陸凹凸があり水が溜まる状態になっています。

⇒『建物の寿命を延ばす防水工事』

施工前 屋上全景

新築の状態から1回防水改修を行っていますが、下地の目地ラインがうっすらと見えるので伸縮目地の下地処理がされていないでしょう。

施工前 バルコニー全景

庇バルコニーは簡易モルタル防水の状態となっています。

施工前 バルコニー全景

改修工事では、新築時に簡易防水だった部分も完全に防水をします。

施工前 バルコニー全景

庇バルコニーと同様に屋上の外側のルーフの部分も簡易モルタル防水となっていますので、今回の改修工事で完全防水とする必要があります。

施工前 玄関屋根全景

屋上パラペット外部にも簡易モルタル防水部分がありますので、完全防水をします。

屋上洗浄作業(高圧・ケレン)

防水面は平面なので汚れが付着しやすく、完全に汚れを除去してから防雨水を行うことは防水材の密着性を高めるために不可欠な作業です。
防水施工を行う上で大切な工程の1つが高圧洗浄です。

ルーフ洗浄作業(高圧・ケレン)

モルタル面に付着している泥汚れをきれいに洗い流します。

⇒『一級建築士として家を守る責任と想い』

洗浄作業

高圧洗浄で表面に付着している汚れを完全に洗い落とします。

洗浄作業

見た目にはさほど汚れてないようでしたが、実際に高圧洗浄をするとかなり泥汚れが着いているのでキレイに洗い流します。

洗浄作業

ベランダも同様にしっかりと高圧洗浄をします。

洗浄作業

屋外機などが置いてある狭いバルコニーも隅々まできれいに高圧洗浄で洗い流します。

電源に水が掛からないように注意をします。

洗浄作業

バルコニーは手摺格子の内外を分けて洗浄します。

エアコンの屋外機の下も高圧洗浄をします。

洗浄作業

タイル壁面はブラシで酸洗い洗浄をしてキレイにします。薄めた塩酸水で洗うことでタイル目地内に入り込んでいる汚れまでキレイに洗います。

伸縮目地撤去

この階はルーフバルコニーとなっているので押さえ保護コンクリートが打たれていて伸縮目地あるので目地を撤去します。

シーリング充填

撤去し伸縮目地部分の溝にシーリングを打ちます。

シーリング充填

この部部分の伸縮目地もこれから撤去しシーリングを打ちます。

補強クロステープ貼り

タイル貼りしてある斜め壁面は防水処理をするので、防水工程の補強クロス貼り作用をしています。

補強クロステープ貼り

斜壁のタイル壁面にはクラックが発生しているので補強クロスを入れることで割れを防ぎ強度が高まります。

下地処理カチオンモルタル

カチオンモルタルで下地を整えて平滑にします。
⇒『特許取得のゲリラ豪雨対策』

下地処理カチオンモルタル

下地コンクリートをカチオンモルタルで下地を整えます。
カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。

下地処理カチオンモルタル

タイルの斜め壁面も下地の接着力を高めるためにカチオンモルタルを全面に塗ります。

下地処理カチオンモルタル

斜壁タイル面をカチオンモルタルで下地を整えます。
カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。

入隅シール

入隅やタイル目地にシールを打ちます。

入隅にシーリングを打つ理由について
下地のコンクリートは一体に見えますが、別々に施工され構造的には互いに違う動きが発生します

伸縮目地と同様に動き(挙動)の発生する部分の下地はシーリング打ちをすることで防水層面の一部で動きを負担することなくシール幅で動きを緩衝する効果があります。

入隅シール

ヘラ押えをします。
立上りと平場の動きを緩衝する目的で入隅に三角断面のシーリングを打ちます。入隅シールを打つ目的は平場下地と立上り下地を緩衝する役割もあります。また、ウレタン防水層の厚みも均一に保つ施工がしやすくなります。

 

プライマー塗り

プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があります。
防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
⇒『鉄筋コンクリートと鉄骨の防水性の違い』

プライマー塗り

プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。

プライマー塗り

防水する全ての面にプライマーを塗り接着力を高めます。
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。

プライマー塗り

防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。

排水ドレン塗装

中継の鉄製ドレンは黒色のエポタール塗装をします。

立上り端部補強クロス入れ

立上りには補強クロスを入れます。
伸縮の影響を受けやすい立上り入隅には補強クロスを貼ります。
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。

⇒『オーナー様・管理組合の方へ』

立上り端部補強クロス入れ

立上りにも補強クロスを入れます。

注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。 しっかりと密着させることが大切になります。

 

斜壁一層目 ウレタン主材塗り

斜壁は勾配が付いているので平場用のウレタン防水材ではなく傾斜用ウレタン防水を塗ってダレないようにし、塗膜厚さをしっかりと確保します。

斜壁一層目 ウレタン主材塗り

斜めの壁面になるので立上りと同様にパテ状のウレタン材を塗って垂れ下らないように厚みを確保し塗ります。

バルコニー 下地カチオンモルタル

バルコニーのモルタル面はカチオンモルタルを塗って下地を整えます。
カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。

バルコニー 平場一層目 ウレタン主材塗り

1層目のウレタン主材を塗ります。ウレタン主材は2回塗りでその1回目です。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量となります。
1層目で1mm+2層目で1mmの計2mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。 材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

玄関屋根 平場一層目 ウレタン主材塗り

同じくバルコニーやルーフもウレタン防水主材の1層目を規定塗布量を塗ります。

バルコニー 立上一層目 ウレタン主材塗り

立上りにも同様にウレタン防水主材を塗ります。
立上りには粘性の異なる専用ウレタン主材を塗って塗膜の暑さを確保します。

バルコニー 立上二層目 ウレタン主材塗り

二層目のウレタン防水主材を塗って防水層の厚みを確保します。

⇒『1円を守る価格・見積書』

バルコニー 立上二層目 ウレタン主材塗り

二層目のウレタン防水材を塗って規定塗布量を付けて厚みを確保します。

斜壁二層目 ウレタン主材塗り

斜壁のタイル壁面もほぼ垂直なので立上り専用のウレタン主材を塗ってしっかりと塗膜厚さを確保します。

バルコニー 平場二層目 ウレタン主材塗り

2層目のウレタン防水主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
2層目で+1mmの計2mmの塗膜厚さを塗ります。

バルコニー 平場二層目 ウレタン主材塗り

不陸凹凸なく均一にコテ塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

玄関屋根 平場二層目 ウレタン主材塗り

同様にルーフ部も2層目のウレタン防水主材を塗ります。

屋上 洗浄完了

アンテナ架台もウレタン防水主材2回塗りで規定塗布量を塗ります。

屋上 洗浄完了

防水工事が全て完了した後の引き渡し前に散水確認を兼ねて防水面の洗浄を行いました。

屋上 洗浄完了

バルコニー トップコート完了

ウレタン防水主材を規定塗布量を塗ったあとにトップコートを塗ります。
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。

 

 

バルコニー トップコート完了

トップコートの性能が失われると次に防水層の劣化が始まるのでとても防水工事にとってとても重要な最終工程となります。

バルコニー トップコート完了

トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。

バルコニー トップコート完了

バルコニーもウレタン防水主材を規定塗布量を塗ったあとにトップコート塗りが完了しました。

⇒『お客様の声』

斜壁 トップコート完了

トップコートはウレタン防水層を傷や汚れや自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。

斜壁 トップコート完了

タイル張りだった斜壁部分のウレタン防水のトップコートは元のタイルと似たような色を塗りました。

玄関屋根 トップコート完了

斜壁とルーフもトップコート塗りが完了です。

調査結果と報告書を提出

防水層の診断結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、防水層を調査し報告書と状況写真をご提出します。
防水層の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性の有無が判断できます。

工事完了報告書を提出

お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。
お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

⇒『よくある質問』