新宿区天神町N様 雨樋補修/塔屋防水 ウレタン塗膜防水 密着工法 フッ素トップコート
屋上・陸屋根 | 新宿区 | 木造 | 25年 | |||
なし/初回 | 約45万円 | 2週間 | ||||
ウレタン塗膜防水 密着工法 フッ素トップコート | ||||||
【工事内容】 ドレンの有る下階の天井に雨漏りするというご相談がありました。 上部のルーフバルコニーのドレン部分の改修が必要です。 ドレン内部は板金囲いで造られていてその部分からの雨漏りと断定しドレン周りと板金部分の防水工事をすることで雨漏りが完全に直りました。 【工事詳細】 ◆足場工事 3面足場(南・東・西) 転倒防止のため3面 ◆3Fバルコニードレン周り 3F(正面/裏面)バルコニードレン廻り防水 ・既存防水層脆弱部撤去/補修 ・改修ドレン設置 ストレーナー共 2 ・ウレタン防水/ドレン廻り/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜ ・ドレン外側付け根シーリング処理 ◆雨樋工事 角マス 材料費 呼び樋エルボ・竪樋 取付施工費 シーリング共 |
【施工内容の説明】
※既存防水層脆弱部撤去・補修は、経年劣化により傷んでいる防水面を部分的に撤去する作業です。
※ カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部の下地補修をする作業です。
工事内容詳細
施工前 塔屋全景
ルーフから見た感じは特に劣化している状態ではなりませんでしたが、内部を見ると防水が完全に行われていない部分があります。
施工前 塔屋全景
奥側のルーフバルコニーも同様の状態です。
施工前 雨樋全景
雨受けマスへの流し口がステンレス加工となっています。
外部の雨水枡の部分にルーフバルコニーから板金が突き出ているのが見えます。その周囲と内部から水が回っています。
⇒『家を長持ちさせるお手入れ』
施工前 雨樋全景
奥側のバルコニーも同様の納まりとなっています。
仮設足場
建物と境界間が狭いので、隣地アパート敷地を借りて足場を設置します。
仮設足場
外部からの作業となるので部分的ですが足場が必要となるので、足場組みを行いました。
既存雨樋撤去
一時的に雨水枡を撤去し排水口の板金と壁周りをシーリング打ちにて防水処理をしました。
既存雨樋撤去
近隣に雨水が飛散しないための養生としても必要です。
脆弱部撤去・補修
奥側のルーフバルコニーも同様に防水層の部分撤去をします。
プライマー塗り
撤去部はプライマーと塗ります。
プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があります。 防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
ドレン塗装補修
外部側からも内部にプライマーを塗ります。
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。
補強クロス貼り
補修部分には補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。
端末部が剥がれないようにシーリングも打ちます。
補強クロス貼り
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
しっかりと密着させることが大切になります。
ドレン外側付け根シーリング
ヘラ均しをして隙間なく密着させて防水性を確保します。
ウレタン主材塗り
ウレタン塗膜を塗ります。防水塗膜は2回重ねで塗ります。
ウレタン主材塗り
立上りを塗ったら、屋上全体に2層目のウレタン防水主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
トップコート塗り(完工)
既存防水層との接続部に段差が出ないように平滑になじませてトップコートを塗ります。
トップコートはウレタン防水層を傷や汚れや自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。
新規雨樋取り付け(完工)
既存の雨樋に接続します。
新規雨樋取り付け(完工)
奥側の雨マスと雨樋も新規交換をします。
新規雨樋取り付け(完工)
新たな雨水枡と雨樋を流れやすい形状で取付けて既存雨樋に接続します。
調査結果と報告書を提出
防水層の診断結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、防水層を調査し報告書と状況写真をご提出します。
防水層の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性の有無が判断できます。
工事完了報告書を提出
お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。
お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。