中央区八丁堀Tビル ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法 フッ素トップコート 屋上防水
屋上・陸屋根 | 中央区八丁堀 | S造 | 37年 | |||
なし/初回 | 約80万円 | 1週間弱 | ||||
ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法 フッ素トップコート | ||||||
【工事詳細】 ◆屋上防水 高圧洗浄 10~15Mps程度 ハッチ廻り隙間シーリング打ち 入隅シーリング ノンブリードウレタン 下地調整 カチオン型モルタル塗り ウレタン防水/平場/フッ素TP 通気緩衝/AV/3㎜ ウレタン防水/立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜ 脱気筒取付 ステンレス製 改修ドレン設置 ストレーナー共 笠木オーバーブリッジシーリング ◆ハッチ工事 らくらくハッチ本体 ハッチ脱着施工費 副資材含む |
【施工内容の説明】
※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
※ カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部の下地補修をする作業です。
※入隅シーリング ノンブリードウレタンは、平場と立上の接続部が下地の動きにより防水層が切れない為の作業です。
※改修用ドレン設置は、既存ドレンの上にかぶせ設置する改修専用ドレンで雨漏りを防ぎます。
工事内容詳細
施工前 屋上全景
築37年の建物ですが、今までに防水改修をした状態がありません。
保護コンクリートの表面にはクラックが多く発生しています。
施工前 屋上全景
保護コンクリート層があるので直接防水層は見えませんが下階の天井に雨漏りしているので、屋上ハッチ周りや端部が劣化し隙間が発生しているでしょう。
材料荷姿(ウレタン・副資材)
使用する防水材料です。
【屋上の工事仕様です】
◆屋上防水
高圧洗浄 10~15Mps程度
ハッチ廻り隙間シーリング打ち
入隅シーリング ノンブリードウレタン
下地調整 カチオン型モルタル塗り
ウレタン防水/平場/フッ素TP 通気緩衝/AV/3㎜
ウレタン防水/立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜
脱気筒取付 ステンレス製
改修ドレン設置 ストレーナー共
笠木オーバーブリッジシーリング
材料荷姿(ウレタン・副資材)
防水材料は
AGCポリマー建材のサラセーヌを使用します。
材料荷姿(ウレタン・副資材)
ウレタン主材と硬化剤になります。
今回使用する防水材料は2液タイプのウレタン防水です。
主材と硬化剤を混合することで硬化し液状から固体のゴム状の防水層となります。
洗浄作業(ケレン)
長年の土ほこりに着いているコケをケレン除去します。
洗浄作業(ケレン)
ケレンして完全にコケを除去します。
洗浄作業(ケレン)
排水部のルーフドレン周りもケレン清掃をします。
洗浄作業(高圧・ケレン)
平面のクラック周りもしっかりと汚れを清掃します
洗浄作業(高圧洗浄)
防水施工を行う上で大切な工程の1つが高圧洗浄です。
下地の洗浄が不完全だと防水層の密着性に影響があります。
洗浄作業(高圧洗浄)
立上り防水面も汚れが付着しやすく、完全に汚れを除去してから防雨水を行うことは防水材の密着性を高めるためます。
洗浄作業(高圧洗浄)
長年の土ほこりが付着しているので高圧洗浄できれいに洗い落とします。
洗浄作業(高圧洗浄)
高圧洗浄が完了したら、アルミ笠木のジョイント部分のオーバーブリッジシリング打ちをします。
オーバーブリッジシール
シーリング材を充填します。
オーバーブリッジシール ヘラ押え
オーバーブリッジシーリングは両サイドのアルミ笠木の上にブリッジを掛けるように被せ5㎜以上の厚みを確保します。
平場 下地処理カチオンモルタル
平場の下地コンクリート面にカチオンモルタルを塗って下地を整えます。
立上り 下地処理カチオンモルタル
立上りのカチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。
入隅シール
立上りと平場の動きを緩衝する目的で入隅に三角断面のシーリングを打ちます。
入隅シールを打つ目的は平場下地と立上り下地を緩衝する役割もあります。また、ウレタン防水層の厚みも均一に保つ施工がしやすくなります。
通気シート貼り
フェルト製シートに5㎜程度の孔が空けられています。
通気シート貼り
通気シート貼りが完了しジョイントにはスリットテープを1~2m間隔で貼ります。スリットテープを貼ることで通気緩衝シート間の通気性能を確保します。
改修ドレン下地モルタル
下向きの改修用ドレンの設置です。
改修用ドレン設置
新しいドレンが設置されました。
脱気筒設置
脱気筒のプレートをビス止め固定をします。
脱気筒設置
脱気筒のプレート周りに補強クロス貼り+シール打ちをして平滑にヘラで均します。
立上り端部補強クロス入れ
伸縮の影響を受けやすい立上りには補強クロスを貼ります。
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
屋上 平場一層目 ウレタン主材塗り
ブルーの通気シート上には専用の目止めウレタン材を塗ってから1層目のウレタン防水主材を塗ります。
屋上 立上一層目 ウレタン主材塗り
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上から1層目のウレタン主材を塗ります。
立上りの防水仕様は、
ウレタン防水/立上り/フッ素TP/密着/補強クロス/2㎜<br>
1㎜+1㎜=計2㎜の防水層となります。
屋上 立上二層目 ウレタン主材塗り
2層目のウレタン主材を塗って規定量になります。
屋上 平場二層目 ウレタン主材塗り
平場の防水仕様は、ウレタン防水/平場/フッ素TP/通気緩衝/AV/3㎜<br>
1.5㎜+1.5㎜=計3㎜厚みを確保した防水層となります。
その上にトップコートを塗ります。
屋上 トップコート ローラー塗り
平場のフッ素トップコートをムラ無く均一に塗ります。
屋上 トップコート完了
屋上 トップコート完了
フッ素トップコートは高耐久性で10年間メンテフリーです。
施工完了
ウレタン防水主材を規定塗布量を塗ったあとにフッ素トップコート塗りが完了しました。
施工完了
フッ素トップコート塗りが完了しました。
施工完了
フッ素トップコート塗りが完了しました。
施工完了
アルミ笠木のオバーブリッジジーリングが完成しました。
施工完了
下向きのドレン部分にストレーナーを設置します。
ストレーナーは枯れ葉やゴミが雨樋パイプ内に流れ入ることを防ぐ格子ですが、定期的な清掃が必要で長期間放置すると泥が詰まって雨水が流れなくなるので注意が必要です。
調査結果と報告書を提出
防水層の診断結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、防水層を調査し報告書と状況写真をご提出します。
防水層の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性の有無が判断できます。
工事完了報告書を提出
お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。
お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。