豊島区上池袋K様 ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法 / 屋上・塔屋:遮熱フッ素トップコート / バルコニー:フッ素トップコート 塔屋/屋上/3階バルコニー防水
屋上・陸屋根 | 豊島区上池袋 | RC造 | 30年 | |||
屋上:10年おきにメンテナンス 2階バルコニー:未施工 3階バルコニー:施工済 | 167万円 | 1ヶ月 | ||||
ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法 / 屋上・塔屋:遮熱フッ素トップコート / バルコニー:フッ素トップコート | ||||||
※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
※既存防水層脆弱部撤去・補修は、経年劣化により傷んでいる防水面を部分的に撤去する作業です。
※入隅シーリング ノンブリードウレタンは、平場と立上の接続部が下地の動きにより防水層が切れない為の作業です。
※改修用ドレン設置は、既存ドレンの上にかぶせ設置する改修専用ドレンで雨漏りを防ぎます。
※伸縮目地撤去シール処理は、新規防水層が下地の保護コンクリートの動きにより切れることを防ぐ作業です。
工事内容詳細
施工前 塔屋全景
施工前 屋上全景
目立った劣化は見当たりませんが。防水トップコートの性能が失われているようです。
下地の防水性能を維持する為ににも新たなウレタン防水層を塗ることをお勧めします。
施工前 3Fルーフバルコニー全景
洗浄作業(高圧・ケレン)
土溜まりや黒い汚れなどもきれいに洗い流します。
脆弱部撤去
脆弱部補修
既存のウレタン防水層が剥がれています。剥がれている内部を見るとコンクリートの下地ではなく緑色が黒ずんでいる塗膜が確認できます。
おそらく経過年数より何度か塗り重ねを行い密着性能が失われた可能性があります。
【脆弱部撤去補修】
脆弱防水層を撤去しウレタン材を欠損部で埋め補修します。
断面を平滑に均した後に防水作業を行います。
オーバーブリッジシール
オーバーブリッジシール完了
プライマーを塗ってからブリッジシーリングを行い、バックアップ材を取ります。
伸縮目地撤去
バックアップ材挿入
モルタル埋めではなくシーリングを充填することで伸縮性が確保され防水層が切れることを防ぎます。
シール充填
シール充填
既存防水穿孔
既存防水穿孔
通気シート貼り
通気シート貼り
今回使用する通気シートはフェルト製に5mm程度の孔が空けられています。
改修用ドレン設置
改修用ドレン設置
その上に鉛プレート強化ホースが接続されている改修用ドレンを上から設置し周囲をシーリングでなじませます。
脱気筒設置
脱気筒設置
脱気筒は通気緩衝工法に設置する通気装置でステンレス製のプレート+筒状掲揚となっています。
補強クロステープ貼り
補強クロステープ貼り
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
しっかりと密着させることが大切になります。
目止めウレタン主材
目止めウレタン主材
目止めウレタン専用材を使います。
孔の部分だけ下地とウレタンが密着し、孔の無い部分は通気性能を有します。
入隅シール
入隅シール
入隅シールを打つ目的は平場下地と立上り下地を緩衝する役割もあります。
また、ウレタン防水層の厚みも均一に保つ施工がしやすくなります。
塔屋 ウレタン一層目塗布
屋上 ウレタン一層目塗布
ウレタン主材は2回塗りでその1回目です。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量となります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。 材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。
3Fルーフバルコニー ウレタン一層目塗布
塔屋 ウレタン二層目塗布
屋上 ウレタン二層目塗布
3Fルーフバルコニー ウレタン二層目塗布
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
2層目で+1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にコテ塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。
塔屋 トップコート塗布
屋上 トップコート塗布
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。
トップコートの性能が失われると次に防水層の劣化が始まるのでとても防水工事にとってとても重要な最終工程となります。
3Fルーフバルコニー トップコート塗布
塔屋 施工後
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。
塔屋 施工後
屋上 施工後
屋上 施工後
3Fルーフバルコニー 施工後