豊島区のスマイルユウが行ってきた施工事例の詳細ページです。陸屋根や屋上などの実際の写真や工事内容をご覧頂けます

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中野区東中野S様 バルコニー/庇防水

屋上・陸屋根 所在地 中野区東中野 建物構造 鉄筋コンクリート 築年数 43年
工事履歴 外壁1回 費用 41万円 工期 1週間
工事箇所
施工方法 ウレタン塗膜防水
工事詳細 1.高圧洗浄/既存ウレタン防水層撤去 
2.下地調整 
3.補強クロス貼り 
4.ウレタン塗膜塗布 
5.トップコート塗布

工事内容詳細

バルコニー 施工前

庇 施工前

施工前のバルコニー防水層は、アスファルト防水押えモルタルの上にウレタン防水密着工法で重ねてあります。
プランターに入れた植栽もありますが、防水層もかなり劣化している状態です。
劣化した防水層を撤去してから防水改修をする必要があります。

バイオ高圧洗浄

バルコニー ウレタン防水層撤去

水高圧洗浄では取れない各防水層の汚れを高圧洗浄できれいに洗浄します。
現状の外壁の汚れを洗い落とし、清潔な状態にしてから防水工事を行うことは防水塗膜の密着性を高めるために不可欠な作業です。
この時に、バルコニーのウレタン防水層は全て撤去します。

バルコニー 下地調整

庇 下地調整

モルタル面はカチオンモルタルを塗って各防水層の下地を整えます。
カチオン系樹脂モルタルは、カチオン系エマルションを配合したセメント系の下地調整材です。
カチオン系樹脂モルタルは、優れた接着力で、様々な下地に強力に接着し、安定した下地を形成します。
傷んだ下地を補修する材料として下地処理材に使います。

バルコニー プライマー塗布

庇 プライマー塗布

新規防水層の密着性を高めるためプライマーを塗ります。
プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があり、 防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。

バルコニー 入隅シーリング

バルコニー 天端溝シーリング

平場と立上りの間、窓まわり、天端の溝等にシーリングを打って溝からの漏水を防ぎます。
防水面とサッシやタイルのジョイント部にはシーリング打ちをします。
シーリングを打つことで接続部の防水性を確保し継続的な動きに対しても追随し性能を発揮します。

バルコニー 補強クロス貼り

庇 補強クロス貼り

立上りや天端等、防水層の伸縮を受けやすい箇所に補強クロスを貼って強度を高めます。
伸縮を受けやすい立上りには補強クロスを貼り、防水の強度を上げます。
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
しっかりと密着させることが大切になります。

バルコニー ウレタン塗膜1層目

庇 ウレタン塗膜1層目

必要な下地処理が完了したら、ウレタン防水塗膜を塗ります。
各箇所にウレタン防水主材を2回塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。 不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

バルコニー ウレタン塗膜2層目

庇 ウレタン塗膜2層目

防水塗膜は2回重ねで塗装します。
防水塗料2回塗り後、トップコートで新規防水層を保護して防水完了です。
2層目で+1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にコテ塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

バルコニー トップコート塗布

庇 トップコート塗布

防水塗膜を2回重ねで塗り、トップコートを塗って新規防水層を保護します。
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果とても高い性能があります。
ムラ無く規定塗布量をしっかりと塗ります。

バルコニー 施工後

バルコニー 施工後

トップコートを塗ったら、防水施工完了です。
トップコートはウレタン防水系塗膜防水専用の保護仕上げ材で直射日光による防水表面の保護効果がある高耐久保護コートです。

バルコニー天端 施工後

庇 施工後

同様にバルコニー天端とひさし天端もトップコートを塗って完了です。
トップコートはウレタン防水系塗膜防水専用の保護仕上げ材で直射日光による防水表面の保護効果がある高耐久保護コートです。