埼玉県和光市本町S様邸 屋上防水・付帯部補修
屋上・陸屋根 | 埼玉県和光市本町 | 鉄骨 | 34年 | |||
外壁1回 | 165万円 | 約3週間 | ||||
ウレタン塗膜防水 | ||||||
1.既存防水層撤去 2.付帯部補修 3.下地/勾配調整 4.脱気シート貼り 5.目止めウレタン塗布 6.入隅シーリング/補強クロス貼り 7.ウレタン塗膜塗布 8.トップコート塗布 |
工事内容詳細
既存防水層撤去・清掃
既存防水層撤去・清掃
仮に接着していように見えるシート防水上に新たな防水を塗っても下地のシート防水が浮いたり剥がれたししたら新たな防水層も一緒にダメになります。
塔屋外壁目地 シール打ち替え
塔屋外壁目地 シール打ち替え
既存の目地を撤去しシーリングを充填し平滑にヘラでならします。
シーリング材は変成シリコーンポリマーを主成分とした高性能建築用シーリング材です。
手すり基礎 穴あけ
手すり基礎 グラウト注入
グラウト注入をすることで支柱内に入った水分を止水し穴から排水することで雨漏りを防ぎます。
雨樋 既存固定金具撤去
雨樋 ケレン作業
外壁に残った金具もまわりの壁ごと取り除きます
雨樋 塗装
雨樋 新規固定金具設置
既存金具取り外しの際に破損した外壁部はモルタルで補修し、新規金具を取り付けます。
手すり ケレン作業
手すり 塗装
伸縮目地 シール打ち替え
伸縮目地 シール打ち替え
伸縮目地内のスポンジと塩ビカバーを撤去して溝内にバックアップ材を挿入します。
バックアップ材はシーリングの厚みが10mm以上確保できるように挿入後にシーリングを打ち込みます。
平場 下地調整
平場 下地調整
カチオン系樹脂モルタルは、カチオン系エマルションを配合したセメント系の下地調整材です。
カチオン系樹脂モルタルは、優れた接着力で、様々な下地に強力に接着し、安定した下地を形成します。
傷んだ下地を補修する材料として下地処理材に使います。
斜壁 下地調整
斜壁 プライマー塗布
プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があり、 防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。
平場 脱気シート貼り
平場 脱気シート貼り
通気シートは下地の湿気を通気する機能と下地が動いてクラックなどな発生した場合の緩衝効果があります。
脱気筒設置
改修ドレン設置
脱気筒を下穴を空けてビス止め固定をします。
脱気筒は通気緩衝工法に設置する通気装置でステンレス製のプレート+筒状掲揚となっています。
改修用ドレンは既存ドレンの形状になじませて速乾性のシーリンクで接着設置し立上りのつなぎ目に補強クロスを貼ります。
平場 目止めウレタン塗布
入隅シーリング・補強クロス貼り
目止めウレタン専用材を使います。
孔の部分だけ下地とウレタンが密着し、孔の無い部分は通気性能を有します。 次にウレタン主材を塗ります。
入隅には補強クロスを貼り、シーリング施工をします。 入隅シーリングを打つことで下地コンクリート構造が違うために発生する動きを防水層に直接影響を与えない緩衝効果があり防水層が切れることを防ぎます。
ウレタン防水 1層目塗布
ウレタン防水 1層目塗布
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。 不陸凹凸なく均一にローラーやコテ塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを立上りには専用材を使用しますが平滑に均すことが大切になります。
ウレタン防水 2層目塗布
トップコート塗布
2層目の厚さ1.5mmを塗り計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラーやコテ塗りとします。
仕上にトップコートで防水層を保護して防水完了です。
施工後 全景
施工後 斜壁
ムラ無く規定塗布量をしっかりと塗ります。
施工後 雨樋
施工後 手すり