豊島区のスマイルユウが行ってきた施工事例の詳細ページです。陸屋根や屋上などの実際の写真や工事内容をご覧頂けます

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文京区目白台H様邸 ルーフバルコニー防水・手摺基礎グラウト注入・絶縁シート貼り

屋上・陸屋根 所在地 文京区目白台 建物構造 鉄筋コンクリート 築年数 50年
工事履歴 無し 費用 47万円 工期 9日間
工事箇所
施工方法 ウレタン塗膜防水
工事詳細 1.既存防水層撤去 2.手すり基礎グラウト注入 3.下地調整 4.自着シート/補強クロス貼り 5.ウレタン塗膜防水塗布 6.トップコート塗布

工事内容詳細

防水材料

トップコート材料

防水材料と副資材です。
AGCポリマー建材のサラセーヌのサラセーヌを使用します。

既存防水層撤去

清掃

既存のシート防水を全て撤去し、ゴミが残らないようしっかりと掃除します。
仮に接着していように見えるシート防水上に新たな防水を塗っても下地のシート防水が浮いたり剥がれたししたら新たな防水層も一緒にダメになります。
その後は、カチオンモルタルで平場と立上りの表面の凹凸を平らにします。
この時に植木や室外機を移動させます。

手すり基礎 開口

手すり基礎 グラウト注入

鉄製手すり支柱に穴を開け溜水を取り除き、その穴から防水グラウト材を注入します。
グラウト注入をすることで支柱内に入った水分を止水し穴から排水することで雨漏りを防ぎます。

下地処理 カチオンモルタル塗り

プライマー塗布

カチオンモルタルで平場と立上りの表面の凹凸を平らにし、その上にプライマーを塗ることで防水の密着性を高めます。
カチオン系樹脂モルタルは、カチオン系エマルションを配合したセメント系の下地調整材です。
カチオン系樹脂モルタルは、優れた接着力で、様々な下地に強力に接着し、安定した下地を形成します。
傷んだ下地を補修する材料として下地処理材に使います。
プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があります。
防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。

入隅シーリング

通気シート貼り

平場と立上りの間にシーリングを施し、平場に自着シートを貼ります。
入隅シーリングを打つことで下地コンクリート構造が違うために発生する動きを防水層に直接影響を与えない緩衝効果があり防水層が切れることを防ぎます。
通気シートは下地の湿気を通気する機能と下地が動いてクラックなどな発生した場合の緩衝効果があります。

改修ドレン設置

改修ドレン固定

既存の排水ドレンを取り外し、新規改修ドレンを設置します。
改修用ドレンは既存ドレンの形状になじませて速乾性のシーリンクで接着設置し立上りのつなぎ目に補強クロスを貼ります。

脱気筒設置

脱気塔設置

脱気筒を下穴を空けてビス止め固定をします。
脱気筒は通気緩衝工法に設置する通気装置でステンレス製のプレート+筒状掲揚となっています。

立上り端部 補強クロス貼り

ウレタン防水 1層目塗布

防水層が伸縮を受けやすい立上りには補強クロスを貼り、ウレタン塗膜を塗っていきます。
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
しっかりと密着させることが大切になります。
ウレタン一層目主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

ウレタン防水 2層目塗布

トップコート塗布

ウレタン塗膜は2回重ねで塗り、仕上げにトップコートで新規防水層を保護します。二層目のウレタン主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
2層目の1.5mmを塗って計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。 材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。
ウレタン防水主材を規定塗布量を塗ったあとにトップコートを塗ります。

施工後

施工後

トップコートを塗り終われば、防水完了です。
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。
トップコートの性能が失われると次に防水層の劣化が始まるのでとても防水工事にとってとても重要な最終工程となります。