豊島区のスマイルユウが行ってきた施工事例の詳細ページです。陸屋根や屋上などの実際の写真や工事内容をご覧頂けます

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練馬区桜台 屋上・ルーフバルコニー防水工事、タイル目地補修

屋上・陸屋根 所在地 練馬区桜台 建物構造 鉄筋コンクリート 築年数 約30年
工事履歴 不明 費用 約270万円 工期 約3週間
工事箇所
施工方法 ウレタン防水
工事詳細 【工事内容】 既存ウレタン防水及び下地のシート防水が経年劣化により浮きや剥離が発生しています。
脆弱部撤去及び補修を行い、新規にウレタン防水通気緩衝工法(孔あきシート工法)で施工を行いました。改修用ドレンと脱気筒も設置しました。
また下階のルーフも同様の工法にて施工し、パラペット周りのタイル取り合い部にシーリング目地の打ち替えや部分タイル貼り替えも行い防水性能を高めました。

※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
※既存防水層脆弱部撤去・補修は、経年劣化により傷んでいる防水面を部分的に撤去する作業です。
※ カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部の下地補修をする作業です。
※入隅シーリング ノンブリードウレタンは、平場と立上の接続部が下地の動きにより防水層が切れない為の作業です。
※改修用ドレン設置は、既存ドレンの上にかぶせ設置する改修専用ドレンで雨漏りを防ぎます。

工事内容詳細

屋上 施工前

施工前の屋上です。全体的にトップコートが劣化し撥水性能が失われています。

⇒『細部までやさしい施工』

ルーフバルコニー 施工前

施工前のルーフバルコニーです。
下地のシートが経年劣化により浮いている部分があります。

防水層劣化状況 膨張

防水層の表面が膨張している箇所があり、中には破裂した跡も見られます。

防水層劣化状況 膨張

下地シート+ウレタン防水層が浮いています。撤去しないでウレタン防水を塗ると起こりうる症状です。

防水層劣化状況 ドレン周辺

ドレン周辺に水たまりの跡が見られます。ドレン周辺の勾配が水はけに適してないため、不陸調整を行う必要があります。

防水層劣化状況 脱気筒周辺

脱気筒周辺の防水層が膨張しています。脱気筒が機能していない可能性があります。

【防水工事の流れ】
⇒『防水工事の流れ』

屋上 既存防水撤去

経年劣化により浮いている古くなった防水層をスクレーパーという専用工具でケレンしながら撤去します。

ルーフバルコニー 既存防水撤去

劣化した防水材を残すことなく全て撤去して、下地を完全に整えます。

⇒『鉄筋コンクリートと鉄骨の防水性の違い』

屋上 下地処理

防水層を撤去した部分の下地コンクリートをカチオンモルタルで下地を整えます。

ルーフバルコニー 下地処理

カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。

入隅シーリング

入隅やタイル目地にシールを打ちます。

入隅にシーリングを打つ理由について
下地のコンクリートは一体に見えますが、別々に施工され構造的には互いに違う動きが発生します。
伸縮目地と同様に動き(挙動)の発生する部分の下地はシーリング打ちをすることで防水層面の一部で動きを負担することなくシール幅で動きを緩衝する効果があります。

屋上タイル目地シーリング

防水層の入隅シールは平場と立上りの緩衝効果と入隅防水施工の品質を保つ目的で打ちます。
パラペットのタイル間の見次シールは斜壁上部の防水目的となります。

1階壁面タイル目地シーリング

外壁の打ち継ぎ目地の一部やルーフバルコニーのパラペットとタイル目地にもシールを打ちます。

ルーフバルコニータイル目地シーリング

外壁の打ち継ぎ目地の一部やルーフバルコニーのパラペットとタイル目地にもシールを打ちます。

⇒『特許取得のゲリラ豪雨対策』

プライマー塗布

防水層と孔あき脱気シートの密着性を高めるプライマーを塗ります。

通気シート貼り

その上に孔あきAV通気緩衝シートを貼りしっかりと転圧固定し接着させます。

改修ドレン設置

改修用ドレンは、既設の劣化した鉄製ドレンの上にかぶせ設置をするバイパス装置です。改修ドレンの鉛プレートはしっかりとあて木の上からハンマーで打撃して密着させます。

脱気筒設置

脱気筒のビス止め固定をします。

⇒『鉄筋コンクリートと鉄骨の防水性の違い』

屋上 目止めウレタン塗布

目止めウレタン主材塗り作業で平場表面を滑らかにします。
目止めウレタン材料は専用ノンサグタイプというパテ状のウレタン材になります。

 

ルーフバルコニー 目止めウレタン塗布

ルーフバルコーもAV通気緩衝シート貼りをしたら目止めウレタン専用材を塗ります。

立上り 補強クロス貼り

伸縮の影響を受けやすい立上りやパラペットの天端には補強クロスを貼ります。
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。

立上り 補強クロス貼り

注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。 しっかりと密着させることが大切になります。

ウレタン 1層目塗布

ウレタン塗膜を塗ります。防水塗膜は2回重ねで塗ります。

ウレタン 2層目塗布

立上りを塗ったら、屋上全体に2層目のウレタン防水主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

トップコート塗布

トップコートで防水層を保護して防水完了となります。
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。

屋上 施工後

トップコートの性能が失われると次に防水層の劣化が始まるのでとても防水工事にとってとても重要な最終工程となります。
ルーフバルコニーも同じ方法で完成しています。

⇒『オーナー様・管理組合の方へ』

アンテナ固定金具 撤去

いらなくなったアンテナ固定金具をきれいに撤去します。

アンテナ固定金具 撤去

タイル貼り補修をします。

アンテナ固定金具部 タイル貼り補修

撤去した跡にタイルを貼ったら目地埋め補修します。

アンテナ固定金具部 タイル貼り補修

打ち継ぎ目地部はシーリング打ちとします。

調査結果と報告書を提出

調査結果を報告書として提出について

防水層の診断結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、防水層を調査し報告書と状況写真をご提出します。
防水層の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性の有無が判断できます。

工事完了報告書を提出

工事完了報告書を提出について

お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。
お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

【お客様の声】
⇒『お客様の声』