北区西ヶ原A様 屋上・5Fルーフバルコニー・4Fバルコニー防水工事、伸縮目地補修
工事内容詳細
屋上 施工前
5Fルーフバルコニー
シート防水とアスファルト防水+保護コンクリートで、どちらも黒ずんで表面が劣化しています。
4Fバルコニー 施工前
4Fバルコニー 施工前
既存シート防水の表面は劣化し浮きや剥離が発生しています。
洗浄作業
保護コンクリート部分は高圧洗浄を行い下地の泥やコケを洗い流してきれいな状態にします。
※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
5Fルーフバルコニー 伸縮目地撤去
5Fルーフバルコニー シーリング
伸縮目地を撤去しシーリング打ちをすることで新規防水層の伸縮目地上部が切れることを防ぎます。
屋上 下地処理
5Fルーフバルコニー 下地処理
カチオン系樹脂モルタルとは、カチオン系エマルションを配合したセメント系の下地調整材です。
カチオン系樹脂モルタルは、優れた接着力で、様々な下地に強力に接着し、安定した下地を形成します。
傷んだ下地を補修する材料として下地処理材に使います。
入隅シーリング
脱気シート貼り
通気シートは下地の湿気を通気する機能と下地が動いてクラックなどな発生した場合の緩衝効果があります。
改修ドレン設置
脱気筒設置
改修用ドレンを設置することで劣化した既存のドレンのバイパス構造とし雨水を雨樋へと流す機能があります。
脱気筒は振動ドリルで下地コンクリートに穴あけをしてビス止め固定します。
固定したら周囲をウレタンシーリング材で埋めて段差を平滑に均します。
目止めウレタン塗布
立上り端部補強クロス貼り
伸縮の影響を受けやすい立上りには補強クロスを貼ります。
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
ウレタン 1層目塗布
ウレタン 2層目塗布
ウレタン防水主材は2回塗りで規定量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。
トップコート塗布
屋上 施工後
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。
ムラ無く規定塗布量をしっかりと塗ります。
5Fルーフバルコニー 施工後
4Fバルコニー 施工後
同様に、トップコートを規定量をしっかりと塗りました。