防水工事は知らない状態で進めてしまうと、どういった施工をされているか
分からず不安になってしまいます。家の寿命を大きく左右する工事ですし、
不安事や不明点をなくせるように、説明する責任が私達にはありますので、
一つひとつ丁寧にご理解頂けるようご説明させて頂いております。
そして、スマイルユウでは一貫担当制ですので、担当から担当への引き継ぎ漏れ
や認識のズレなどは起きません。最初から最後まで責任をもってご担当させて
頂きますので、安心してお任せくださいませ。
防水改修工事のスケジュールを考える場合は、全体的なスケジュールから各詳細の工程が大切です。
そのために、計画する際におさえておくべき3つの要点を詳しくご説明します。
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ギリギリの工程ですと、現場での
作業を無理やり早く進めなければな
りません。急ぐため精度の高い作業
ができなくなるため、当初から余裕
をもって工程を考えましょう。
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価格だけの比較ではなく様々な検討
をし、ある程度の時期には一社に
決めておきましょう。長い期間検討
をすると、詳細の打ち合わせの時間
が取れなるため要注意です。
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詳細打合せを進めている段階で、
家族間の意見が合わなくなることが
たまにあります。着手予定もずれて
くることになり、ふりだしからの
再打合せになってしまいます。
スマイルユウでは、一貫担当制ですが一級建築士が調査、見積り、施工、完成の
全ての段階にてチェックを行っています。
担当に調査報告書を見ながら説明をしてもらい、お客様に伝えられたか、見積書の
項目に抜けがないかを確認しています。一つ一つなぜ必要なのか、どういう費用なのか
が説明できなければいけません。安心のご提案ができているかの確認だけではなく、
担当が理解しているかもきちんと見ます。
まずは、電話かメールでお問い合わせ下さい。
雨漏りの状況や建物概要、屋根防水のご希望の内容をお聞かせいただき、詳細を
お伺いするため、後日担当者よりご連絡させて頂きます。
スマイルユウはこのヒアリングの時点から、担当が付き、その後一貫担当制のため
作業完了まで同じ担当者が担当させて頂きますので、食い違いがありません。
担当が屋根防水についてまとめたスタディブックを使って、1時間ほど
ご説明させて頂きます。
お客様にはまず屋根防水についての概要を知って頂き、屋根防水に
対する不安や疑問を解消していくために長めに時間を設けております。
分からないことはどんなことでもご質問ください。
防水診断は防水改修工事をする上で、とても大切なところになります。
建物の専門家である一級建築士及び防水施工の専門家である一級施工管理技士が陸屋根や屋上を
隅々までチェックしていきます。
建物構造、施工記録、設計図書、竣工図面なども保管していれば参考にしながら、調査をします。
直接屋上に上って実際の防水状態を適正に診断します。
屋上に上がる階段がない場合には、3mの長い棒を使って撮影するなど
して調査をしていきます。現地の調査はできませんが、十分現状が
分かりますのでご安心下さい。
水が流れるように、真ん中から両端に対してであったり、右端から左端に対してであったり、
勾配があるように作られています。勾配の判断はドレンの位置で大体分かります。
泥つまりや水はけ状態を確認し、ドレン内部のサビの発生の有無を判断します。排水が悪ければ
ドレンの周りに水が溜まっています。ドレンの周りの水溜まりは、土などで詰まることもあり、
屋上に植木鉢を置いていると特に土が溜まりやすいです。また、低層の場合は植木鉢がなくても
土が溜まりやすいため、ドレン以外に溜まっていた場合、勾配が悪いのかチェックをします。
・露出アスファルトの場合:浮きがあるか。浮きは立ち上がりのところになりやすいです。
・押えコンクリートの場合:伸縮目地入っています(20m間隔でスポンジ)。
アスファルトが気温の変化で伸び縮みしても良いようにスポンジが入っています。このスポンジ
が潰れているのが正常で、一方が潰れてもう一方が潰れていない場合、正常に動いていません。
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表面的なものか、内部構造から
のものか、防水に直接影響が
ないかなどを確認します。
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建物を建てた時の状態が必ず完璧な
計画とは限らない為 端末部分や出
角など納まりが適正か判断します。
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階段に行くドア、窓周辺などの
開口部は問題が起きやすいので
よく調べておきます。
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雨漏りがしていないか、打診で
チェックしていきます。水が染みて
いる場合には、重たい音がします。
既に防水工事をしたことがある家については、どんな工法・素材を使って
していたのかも重要な情報になります。新築時点又は中間での防水工事の
際の資料があればその資料も参考にしていきます。ない場合でも、実際の
防水面を直視し判断します。
この部分がもっとも大切ところです。
『安心できる防水工事』は現場の状態にあった工法を決定することから
始まります。正しい調査結果に基づき、適正な対処工法を決定します。
この対処方法を間違えると高額な工事費用を投じて改修工事をしても
肝心要な安心できる長期保証施工という結果に繋がりません。
この部分もとても大切で、工事の専門家だけが解っていても、 注文者である
お客様がしっかりと理解されて工事に反映されることが大切です。
お客様に解りやすく説明するのも、専門家の大切な仕事です。
「しっかりやるから、とにかくお任せください」という言葉だけでなく、
ご理解されるまで何度も現地見て、図を描いたり、施工事例写真を見たり、
無理なく理解していただけるよう、とことん説明をさせて頂きます。
お見積は適正なコストダウンした価格にて、防水診断結果と
同時に提出します。工法は基本的には一つですが、トップコート
の種類違いなどで3~4パターンご提案いたします。
工法の説明や現物の素材を触ってみてもらいながら、見積もり時
にもしっかり時間をかけてご説明いたしますので、気になる点は
何でもお聞きください。
例えば、調査の時に奧様がご不在で見積りの時に同席されていた場合、改めてきちんとご説明を
するようにしております。見積りに関しても、リビングなどできちんと座ってご説明をし、
工事に対しての不安や疑問を解消できるよう、最大限努めております。
家を長持ちさせるために、直した方が良いと判断したものは、お見積りでご提案させて頂き、
問題を根本から解決します。雨漏りだけではなく、家の問題を的確に指摘することができるのも建築
の専門家だからできることです。希望されない場合は省くことができますので、ご安心下さい。
診断の結果、防水工事をしなくて良い場合は診断報告書のご提出のみとなります。
そのままお話を進めたい場合は、以下の流れで進めていきます。
契約前の確認事項として、こういう説明を受けましたか?お金の支払い時期は
大丈夫ですか?など、説明をきちんと受けたかの最終確認をしています。
そうすることで、「聞いていなかった」ということを確実になくせます。
ご近所の方にご挨拶をしてから作業に取り掛かります。
作業効率アップ、事故防止のために足場を仮設します。
その後、散水をしながら水の流れや雨漏りの具合など調査をしていきます。
伸縮目地棒は新築時の防水層の上に保護用コンクリート(70~80mm程度)
があり、その保護コンクリートが 防水層の伸縮(季節の温度差により)に
よる動きの変化を緩衝する為に入れられています。
改修工事の際には、改修時の防水層を傷めない為にその目地棒を撤去する
必要があり、適正な処理を行うことで、改修露出防水層をひび割れや
伸縮などから防ぐことが出来ます。
カチオンモルタルは、通常のポリマーセメントモルタルと比べ、優れた
性能を発揮します。 特に接着性、耐摩耗性、曲げ強度等に優れた高性能な
モルタルです。 コンクリート表面の凹凸を平らにし、防水層の密着性を
高める為に行います 。
コンクリート表面の劣化状態によっては、処理が不要の場合もあります。
バックアップ材とは、目地に設けるシーリング材の3面接着の回避、充填
深さの調整、 目地底の形成を目的として、シーリングを施す目地底に設ける
副資材のことです。
【3面接着をすると何故悪いのか?】
3面接着はシーリング剤とコンクリート下地の接着部分のみで伸縮破断を
する可能性があります。
2面接着にすることで、下地の伸縮をシーリング巾表面全体で
緩衝する為、 表層の防水層への伸縮影響を最小限にすることになります。
伸縮目地部分にしっかりとしたリーリング材を充填することで、 防水層との
密着性と伸縮性を高めて防水層が下地から受ける影響を最小限にし、
防水層の伸縮性能をアップすることになります。
この部分も改修防水工事をする上で、とても大切な箇所になります。
初期の防水層の劣化が進み、漏水へと進む原因となる箇所としてドレン
周辺が考えられます。
ドレンとは、防水層と雨どいを接続し密着させる部分になり、常に雨が
溜まりやすく痛みやすい箇所になります。
その為いくら防水層をしっかり施工しても、 この部分が疎かな施工をして
いるとしっかりした防水性能が発揮出来ませんので要注意です。
この改修用ドレンを従来のドレンにカバーすることで、 痛んで漏水
の危険性のある部分をバイパス施工し、防水防水性能をアップすると共に、
既存ドレン内部の錆ているジョイント部分からの漏水を防ぐことが
出来ます。
防水材との接着力を強化するために、プライマーを塗ります。
その後、脱気筒の取り付けを行っていきます。
脱気筒とは既存の防水層と改修防水層の間に含まれている水分を逃がす
器具で、既存防水膜の膨れ防止に威力を発揮します。
水分の逃げ場がないと、気温の上昇により水分が水蒸気となり、夏場には
防水表面が膨れ上がる現象となります。
膨れた防水表面は、やがて伸縮性能がなくなり劣化し防水寿命を縮める
ことになります。
補強用クロスは、出角、入隅、立上り部分など防水層がひずみ伸縮を
受けやすい箇所にいれます。
補強クロスを入れることで、防水塗膜の強度を上げ、防水層の劣化防止・
防食防水の効果があります。
通気緩衝シートを貼ります。通気緩衝シートは絶縁効果を持ち、
コンクリートの中に染み込んだ水分を脱気筒へ逃がす通り道となります。
コンクリート下地との緩衝をすることで、下地からの伸縮影響を受けに
くくしています。また、防水層を風船のように膨らませるのを防ぐために
通気緩衝工法を用います。
防水性能を有する主材料となる、ウレタン防水層を塗ります。
粘性が強いので、コテ塗りにて、平らに均一に塗ることがポイントに
なります。
2回塗りをすることで、適正な塗膜厚を確保し、耐久性能を高めます。
特に立上り部分は、平場塗り材料と粘土を替えてダレ防止を行い、
施工します。
仕上げにトップコートを塗ります。
トップコートは、防水層を保護する為のコーティング材となります。
一般的には、5年ごとの塗り替えが必要になります。
定期的に塗り替えることで、防水層を長期的に保護することが出来ます。
隅々まで施工状態を確認し、担当とお客様と一緒に仕上がり
の確認をしていきます。
問題なければ工事完了、引渡しになります。
報告の際に、報告書と保証書も一緒に
お渡しいたします。保証は最長10年の
保証がついております。
スマイルユウでは、台風や大雨の後には、無料点検のご案内を
させて頂き、ご希望の方に実施さえて頂いております。
水は建物の大敵となりますので、早期発見・早期解決ができるよう
実施しております。
少しでも心配でしたらお気軽にご相談ください。